
新入社員研修でわかった成功する社員と残念な社員
新入社員に捧げる成功する社員と残念な社員のたった一つの違いについて。
わたし(木村)は、30年ほど侵入社員の研修をご依頼いただいています。
30年もやっていると、成功する社員と残念な社員の違いもわかってきます。
その前に、ディズニーランドに行ったことありますか?
ディズニーランドに限らずテーマパークにいったことありますか?
このテーマパークで楽しむコツがあります。
ディズニーランドで楽しむコツは、受け入れること。
「あんなの着ぐるみさ」なんて醒めていると、せっかく入場料を払ったのに、ちっとも楽しくないのです。
楽しむためには、世界観を受け入れることです。
世界的に有名な映画俳優のミッキーに会えた! と思い込めば楽しいわけです。
これ、お約束なのです。
ミッキーが着ぐるみだという人だとしても映画館でスパイダーマンやキャプテンアメリカとか観るでしょう。
そんなときも、「あんなのお話しだ」とか「主人公が勝つに決まっている」なんて観るとやっぱり面白くないと思いませんか?
お約束なのです。
それでも、着ぐるみだとかなんだと言っている人は、ヤボと呼ばれるのです。
残念な新人の特徴
残念な新人はゴールデンウィークを終えたあたりから違いが表れてきます。
それは、会社に馴染みたくないという意思表示。
学生と違って、社会人になるとなかなか融通が利かなくなっていきます。
学生時代は、朝起きて「かったるいナー、授業フケようかぁ」という事もあったかも知れません。
雇う側としても学生アルバイトだからと大目に見ていたことでしょう。
でも、入社したら、そんなことはできません。
無断欠勤はもってのほか、欠勤するときにもそれなりの理由が必要です。
会社に行けば行ったで、新しいルールをいくつも覚えなければなりません。
知らないルールがたくさんあるのに間違うたびに細かく指導されます。
そうすると、だんだん窮屈になってきます。
会社側が、新人に早く会社に慣れてもらおうとすればするほど、
残念な新人は会社に馴染みたくないという反動が強くなります。
研修中でも反抗的な態度が目立つようになる。
確認テストでも合格点にとどかなくなり、指導も増えます。
ますます、会社が窮屈になる。
負のスパイラルがはじまります。
面白くないものだから、会社のみならず徐々に世の中の矛盾を感じはじめます。
電車に乗っても感じます。
会社員が、みんな同じように見えてきます。
朝の満員電車。
夜には、疲れた電車。
このまま会社に居たのでは、自分らしくなくなってしまう。
先輩の話はウザイ。研修もやってられない。
早く配属先で活躍させてくれ!
こうした感情が負のスパイラルとなり、会社に馴染みたくないという意思表示となります。
就活を思い出すと?
半年前の就職活動を思い出してください。
リクルートスーツに身をまとって、なんとか入れますようにと必死になって会社訪問していたはず。
だから、入社できたのですよね。
なのに、会社に入った途端に自分はサラリーマンになりたくないとか、自分らしさがなくなってしまうと嘆くわけです。
せっかく入社したのに、実績を挙げる前に「自分らしさ」というワナにはまってしまう。
あらためて問います。
自分らしいって、そもそもなんですか?
初めて会社員になったのに、初めて社会人になったのに。
いままで学生だった新人社員が、新しい実績もない環境で自分らしいって。
周りからみたら滑稽なだけです。
実際そうなのです。
残念な新人はブラック企業に潰されるなんて言う雑音に振り回されて、プライベートを大切にするとか、自分らしさという言葉でごまかすのです。
自分らしくありたいとは、仕事で実力を認めてもらってからの話。
新人は、社会の中では、浮くだけなのです。
できる新人社員は?
一方、できる新人社員は守破離の原則を守っています。
守破離とは武道やお稽古で良く言われることです。
まずは、基本を忠実にマスターする(守)。
基本を少し変化させ自分なりの工夫をする(破)。
確固たる理論に基づいた自分なりのスタイルを確立する(離)。
野球でもテニスでもスマホでもゲームでも何でもいいのですけれど、最初はたいてい上手くいかないのです。
基礎(コツ)を身につけていないから。
守破離ができていなければ「自分らしさを実現する」はるか以前に、会社では認められないのです。
まとめ
できる社員は自分らしさをアピール前に、守破離を実践して自然に会社から認められ自分らしさをモノにしている。
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