【動画あり】効果的な仮想空間作りのための要素:FrameVR(FRAME)の音声/オーディオ(前編)
ラテラルシンキング新入社員研修:バーチャル研修
FrameVRの「音声」機能
これまで数回に渡りFrameVRの特長について、お伝えしてきました。かんたんに復習するとFrameVRの主な特長は、「完成度が高く、ちょうどよい広さの空間テンプレートが用意されていること」と「仮想空間のカスタマイズがとても簡単にできること」です。
前回のブログ<https://www.soeiken.net/News/view/soeiken/17>では仮想空間カスタマイズの「移動」に注目し、その機能や意味(価値)に触れ、「移動することで会話が生まれる」という仮説を説明しました。
今回は、仮想空間の会話に必須となる「音声/オーディオ」をお伝えします。
先ず、FrameVRの「音」に関連するものはざっくりと以下のものがあります。
・マイク
・拡声器
・プライベートゾーン(アセット)
・オーディオ(アセット) ← 今回はコレ!
・ビデオ(アセット)
・画面共有(アセット)
・アバターカメラ
※アセット(英:asset)は資産・財産・資源という意味です。FrameVRをはじめ、多くの仮想空間プラットフォームでは仮想空間を構成する素材やデジタル部品を総称してアセットと呼んでいます。
「空間ポジショナル・オーディオ」とは
「空間ポジショナル・オーディオ」をかんたんに言うと、バーチャルピアノに近づいたり遠ざかったり、周囲をグルグル回ると音もちゃんと変化するということです。
もう少し詳しく「空間ポジショナル・オーディオ」について、FrameVRの「オーディオ(アセット)」の効果を説明します。
ただし、音を文字だけでは説明しきれないので、まずは、ブログ先頭の動画を体感してください。
!)効果をより実感するためにも、両耳ヘッドホンを使ってください。
注目ポイントは、以下のとおりです。
●自分とピアノ(オーディオを配置した場所)との距離による「音源の大きさ」の変化
●自分とピアノとの位置(左向き右向き)による「音源の方向」の変化
3Dといえば、イコール視覚効果という印象が強いでしょう。視覚に聴覚効果が加わることで仮想空間への「没入感」はさらに深まります。「没入感」は自分自身がその世界に入り込む感覚(錯覚)であり、「没入感」によりリアルに近い振る舞いや会話が生まれるのです。
ちなみに「空間ポジショナル・オーディオ」は、どの仮想空間プラットフォームにも標準装備されている訳ではありません。仮想空間にBGMを設定できても「空間ポジショナル・オーディオ」ではないものがほとんどです。「空間ポジショナル・オーディオ」機能を活かした仮想空間カスタマイズできる点もFrameVRの特長の1つです。
オーディオ(アセット)の設定項目
具体的なオーディオ(アセット)のカスタマイズをご紹介します。
上記画像がオーディオの見た目とその設定項目画面(抜粋)です。カスタマイズはとても簡単です。
・Positional Audio → 「3Dポジショナル・オーディオ」のON/OFF切替え
・Audio Range → 音源の大きさのレベル選択
・Loop → 音源のループ(リピート)のON/OFF切替え
・Autoplay → アバターの入室時に音源を自動的にスタートさせるかどうかの切替え
1つの仮想空間内に複数個のオーディオを好きな場所に配置することができます。もちろん、音源はオーディオ毎に設定することができます。
まとめ
今回のブログでは、FrameVRの「音」機能のうち、「空間ポジショナル・オーディオ」がどういうものかについて紹介しました。
今後のブログで「音」の中でも利用頻度が最も高い「マイク」、音声チャット機能を中心に設定内容や効果的な使い方・利用シーンについてお伝えします。
FrameVRでは「マイク」も「空間ポジショナル・オーディオ」です。
なお、実際のFRAMEに入って「空間ポジショナル・オーディオ」を試してみたい方がいらっしゃいましたら、お気軽に「お問い合わせページ」< https://www.soeiken.net/Inquiries/inquiry> よりご連絡下さい。たくさんのお問い合わせを頂いているので【お問い合わせ内容】にFrameVRを試したいと記載くださると助かります。お待ちしております。
FrameVR(FRAME)の特長的な音声機能「空間ポジショナル・オーディオ」について 音声 仮想空間
創客営業研究所
【日本を発想大国にする研修会社】写真をクリックするとプロフィールが見られます