研修の雑談は暗黙知を醸成するため必要だったと再認識 雑談って研修に重要なの? 創客営業研究所

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研修の雑談は暗黙知を醸成するため必要だったと再認識

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2021-12-17

研修の雑談は暗黙知を醸成するため必要だったと再認識 - 雑談って研修に重要なの?

雑談って研修に重要なの?

三密(密閉、密集、密着)を避けようという施策によっていろいろと研修に制限が付きました。
リアルに顔を突き合わせた、コミュニケーションができないのです。

コミュニケーションを減らしたことでわかったこともあります。
雑談は、非効率で無駄といわれ続けていました。
しかし、パンデミックにより雑談を禁止されると、思っている以上に雑談が重要だということに、改めて気付かされたのです。
雑談によって暗黙知の交換がなされていたという事実です。

暗黙知は「ポランニーのパラドックス」として研修業界ではよく知られています。

知らない方のために簡単にいうと、
フィーリングやニュアンスは、個人ごとに体感が違うから言葉で表現できないから伝えられない。
そのため、言葉で伝えられることは形式知だけで、言葉で表せない暗黙知は伝えようがないという経験則です。

昔から「言葉にならない美しさ」などといいますよね。
どれだけ美しいのかは人によって違います。

共通体験だけがこうした暗黙知を醸成できます。
暗黙知が共有できると、目配せだけで意思疎通ができます。

バスケットボールやサッカーなど球技をよく見ると、目配せだけで意思疎通しています。
ビジネスの現場でも、暗黙知が共有できて意思疎通がスムースになるとスピードアップできるのです。

暗黙知を醸成するには雑談する雰囲気で研修を計画します。


暗黙知の共有を研修中の雑談で

雑談も言葉じゃないかと反論される方もいらっしゃるでしょう。

雑談の中の「今日は暑いね」と上司がつぶやけば、2通りの解釈ができます。

解釈1は共感を得るため。
共感を得るためなので、単に「そうですね」といえばいい。

解釈2は作業指示です。
今日は暑いから、あなたが操作してエアコンの設定温度を下げて欲しい。

「今日は暑いね」からここまで読み解くには、日頃の雑談が必要なのです。

暗黙知は学校でも会社でも組織であれば、一見すると無駄な部分「余白」で醸成されます。
行間や文章の上下左右にある余白。

この余白がない資料は文字がびっしり詰まってしまい、読みにくくなります。
このブログも読みやすいように3行程度で改行しています。

授業や会議が始まる前や休憩時間に業務とは関係ない雑談をします。
この雑談が心理的距離を縮めることになります。
心理的距離が近くなると一緒に働いている人の次の行動が予測できます。

なんとなくというフワッとした雰囲気や目配せだけで伝わるのです。
そうなると業務は円滑に回ります。


雑談しやすい3D空間クエストとは

雑談推奨と言っても「さあ、どうぞ雑談してください」と言って、果たして雑談できるでしょうか?

雑談できる雰囲気を醸成することで、ようやく雑談が始まるのですよね。
リラックスした雰囲気を醸成します。
リラックスするにはどのような企(くわだ)てだと適切なのかを考えること。

結果として、FrameVRによる3D空間クエスト研修にたどり着きました。
受講者はアバター(仮想のユーザー)となり、5人程度でパーティを組みます。
パーティは、3D空間をクエスト(冒険)して、あるものを見つけ出すという研修です。

現実の雑談は、目配せによって発言を促しますし、音の方向でもわかります。
もっとも、口が動いているから誰が話しているのかわかります。
これが、ZOOMなどのパネルにズラッと並ぶ形式だと会話が弾まない。

FrameVRによる3D空間は、誰が発言しているのか知らせてくれるので発言者がわかりやすい。
アバター同士が近づくと声が大きくなり、遠ざかると小さくなる。

結果として、たったこれだけのことでも、雑談が弾んだのです。


【お問い合わせ】

FrameVR3D空間クエスト研修について、もっと知りたいなどのリクエストがありましたら、
「お問い合わせページ」 < https://www.soeiken.net/Inquiries/inquiry > よりご連絡いただければ幸いです。
たくさんの問い合わせがあります。いち早くお返事をできるように問い合わせ内容の本文に「3Dクエスト研修について」とお書きください。

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